おはようございますっ!
自然と頑張りたくなる環境
自然と頑張りたくなる仲間
本気で勉強を頑張りたい!
川越高校・川女高校クラスを指導していた塾長の熱血指導を受けたい!
真剣に勉強で勝負したい!
なら、
成績爆上!――龍桜義塾ですっ!
24日、25日、26日と
龍桜義塾は「我龍天征祭」終了恒例のお休み期間だったのですが、
その最終日の日曜日。
灰色の空の下、俺は裏口の扉を開けて教室へ入った。
照明のスイッチを入れると、暗かった空間がいつもの明るさを取り戻した。
軽く掃除機をかけてから、コーヒーを作る。
ほろ苦い液体を喉に流し込みながらipadの電源を入れると、LINEの緑マークが、「217」と表示された赤い帽子を斜めにかぶっている。
俺は少し鼻で笑いながら、その緑マークを指先でタップする。
自学・音読を提出したアカウントがズラリと上位に整列している。
龍桜生たちは、休日だろうが勉強を止めない。
結局はコレに尽きるのだ。
毎日歩き続けられた者だけが、
遠く遠く、誰にも届かない地へと到達できる。
「ウサギとカメ」の童話だ。
行動しない人70%
行動する人25%
行動に移して継続する人5%
100人いたら、
70人は行動せず
25人は1回は行動する
そして、
行動し続けるのは5人しかいない。
だから、
成功者はいつだって少ないのだ。
「続ける」は、「自分を厳しく律する」ことができている証だ。
それだけ、龍桜生達は強いということだ。
右手で木製のバインダーを引き抜くと、龍桜生たちの自学・音読の成果を「STUDY LOG」に記載していく。
今日は何の動物にしようか、と思案しながらコメントを打ち込む。
帽子の数字が減っていく。コーヒーもぬるくなっていく。
黒いボールペンの文字で埋まっていくシートを見ながら、龍桜生たちの前途ある未来に思いを馳せる。
吐く息が白い。
冬がもう目の前に来ている。